Yujin Planning | Vol.3 コメント

☆Vol.3 鈴木茂 木村元(アルテスパブリッシング)

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木村元さんに初めて会ったのは2006年の暮れだった。
場所は新宿のワシントンホテル、
東京学芸大学の久保田慶一さんが主宰する「音楽を語る会」の第1回目の会合だった。

もちろん、その時、木村さんはまだ音楽之友社の社員だった。

それから3ヵ月後、
今度は木村さんが当時、僕たちの事務所があった下落合にやって来た。

「独立して会社を興す」と彼は言った。

彼としては少し前に独立した僕から何か参考になる話を聞くつもりだったと思うが、
もちろん、僕にはそのチカラがなかった。

そして春になって、新しい会社ができたという報せが届いた。

「アルテスパブリッシング」
なんていい響きのする名前なんだろうと、まずは思った。


それから2年が経ち、アルテスパブリッシングは次々と話題の本を出版する
注目の版元になっていた。

木村さんの盟友 鈴木茂さんとは新宿の居酒屋で初めて会った。
アルテスができてしばらく経ってからのことだった。

「名コンビ」ってこうやって生まれていくんだぁ、と思った。


この夏で出版点数が20冊を越えることを知り、
木村さんにEdu-Culture Channelに出演を依頼した。

「20冊? えーっ、そうでしたっけ??」という答えだった。

このユルさがたまらなくいい。
というか、そうとしか言えない。

でも、そのユルいばかりじゃ、この大変な状況の中でやってはいけまい。
きっと「秘密」があるに違いない。

という思いで臨んだ今回のインタビューと取材、
結果はどうなっているのだろうか。

とくとご覧いただきたい。